最終更新日2023年2月13日
溶接金網とは、鉄線(細い径の鉄)を縦横直角に並べ、交点を溶接したものです。鉄線がメッシュ状に組み立てられた状態なので、ワイヤーメッシュとも呼ばれています。
上記で解説したように、溶接金網をワイヤーメッシュと呼ぶこともあります。ワイヤーは、「金属でできた網状のもの」という意味を持ち、メッシュは、「網目、四角いマス目」という意味を持ちます。
溶接金網は、私たちの身の回りの多くの箇所で使用されています。ここでは一部を取り上げてみたいと思います。
住宅や建物のフェンスやエクステリアに溶接金網はよく使用されています。鉄線を使用しているため、強度を保ちつつ、メッシュ部分を通じて、採光や通気性を確保することができます。また、鉄線の並べる間隔を変えたりすることで、デザイン性を強調することもできます。
溶接金網は細い径の鉄線を使用しているため、溶接後の加工も容易となっています。
そのため、対象物に合わせた什器としての加工が可能となっています。
前々項にも記載があるように、強度・採光性・通気性を兼ね備えているため、動物を安全に保護することができます。
近年ではホームセンターや、100円均一ショップなどでもワイヤーネットなどと称されて販売されています。一定間隔で同じ形が連続しているため、DIYやインテリアの基盤として使用するのに優れています。
前段では私たちの身の回りで使用されている溶接金網を紹介しましたが、実は目に見えない形でも使用されています。それが建設分野です。コンクリートを使用する際にひび割れ防止として溶接金網を内側にしようしています。
コンクリートは、圧縮する力には強いですが、引っ張る力には弱いという特性があります。引っ張る力が加わると、そこからひび割れてしまう可能性があります。これを防止するために、引っ張りに強い鉄を用いた溶接金網で補強します。
溶接金網を使用することによって、コンクリートの強度を高め、床や壁などの厚みを軽減することが可能です。
また、補強のために鉄筋を重ねてしまうと、総重量が増してしまう上に、費用もかかってしまいます。そこで、金網溶接を用いることで、強度を高めつつも重量を減らすことが可能です。
壁や床などの厚さを減らすことができるため、高層の建物でも重量を減らす効果があります。
溶接金網は材質や寸法が正確なので、工事現場での使用に手間がかかりません。また、少人数での作業が可能かつ、大半の人が施工できます。それにより、人件費の削減や作業時間の短縮が可能となっています。
鉄筋のサイズは、2.6mm〜6mm径が一般的で、網目の間隔は50mm〜200mm、組まれた置き差は1m×2m、2m×4mなどある程度夫大きな物が一般的なサイズになります。
以下は、弊社で取り扱っている溶接金網の規格の一部です。
溶接金網とは、鉄線(細い径の鉄)を縦横直角に並べ、交点を溶接したものです。
住居のフェンスやインテリア用品として幅広く使用されており、私たちの生活の一部として役立っている溶接金網は、建設分野でも非常に重宝されています。
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